事後報告となりましたが、久しぶりの自主公演となります。
主宰の原島が亡くなって1年以上が過ぎました。
この間は個人的に、いろいろな方のお手伝いをしていましたが、
主催の舞台公演は、昨年の『父と暮らせば』の朗読劇以来です。
今回は以前も何度か共演させて頂いていた”ひがき順子”さんにお願いして、
7月8日にサンプラ…
ご無沙汰しておりました。
主宰兼演出の原島氏の体調不良により、表だった活動をしていませんでしたが、
原島氏の体調も徐々に回復に向かっているので、今夏に活動を再開します。
以前と同じようには行かないかもしれませんが、市原における演劇活動の振興の一助を担っていきたいと思います。
活動の詳細は追って告知していきます。
大型台風が関東に上陸する日を挟んだ本番が終了しました。
初日は雨が強くなる中、2日目の公演は朝から交通機関が乱れていたにも係わらず、
大きな事故も無く、無事公演を終える事が出来ました。
たくさんの方に来ていただき、両日ともほぼ満席に近い公演ができ、
ところどころ笑いも起きて、温かいお客様に来ていただきました。
舞台…
前回の記事に、演目だけで公演の詳細を載せていませんでした。
公演日時:10月15日(火) 17:30開場 18:00開演
10月16日(水) 13:30開場 14:00開演
※上演時間は、休憩を含め2時間の予定です。
料金:前売り/2500円 当日/2800円 全席自由となります。…
久しぶりの都内公演です。
5月に下北沢で行ったのは、歌と朗読のイベントだったので、
芝居は昨年のカメリアホールで行った、『銀河鉄道の夜』以来となります。
今回は市原で行った清水邦夫の戯曲2本立です。
演目は、『朝に死す』と『楽屋』です。
内容は、同じ作者とは思えないほど、雰囲気の違う戯曲です。
『朝に死す』は、追…
年末と5月に朗読と歌のイベントはおこないましたが、久しぶりにお芝居の舞台公演です。
『朝に死す』と『楽屋』という、清水邦夫作の1幕劇2本立てです。
同じ作者でありながら、テイストが全く違う舞台ですが、根底に流れるテーマは、共通しています。
公演日時:2013年8月10日は、15:30と18:30の2回公演。
…
昨年の『銀河鉄道の夜』に引き続き、都内公演第2弾です。
今回は、NPO法人日本朗読文化協会の後援を受け、二部構成で朗読公演を行います。
第1部は、吉川英治文学賞を昨年受賞された、宇梶静江さんの作品集のリーディング。
制作舎 翔の舞台ではお馴染みの出演者に加え、宇梶静江さんご本人にも出演してもら…

制作舎 翔presents 千葉県の未来を担う作家展『華開く』~5人の華(え)の、ものがたり。~を開催します。
私たちの、新しいチャレンジです。
会期:2012年11月26日(月) ~11月30日(金)
会場:NHK千葉放送局ハートプラザギャラリー
時間:9:30~17:00
初日 11月26日 13…
今週土曜日から第23回公演を、サンプラザ市原のアイスペースで行います。
11日は、「罠」と「さわよりよろしく」の2本立てで、13:00と18:00の2回公演。
どちらもテネシーウィリアムスの1幕劇だ。
「罠」は、ミシシッピィ州の田舎町が舞台となり、母娘の息の詰まる対立劇。
「さわよりよろしく」は、原作の舞台を日本の遊…
【鎮魂 いま、そして未来】のテーマで、震災1周年のチャリティ・コンサートを行ないました。
サブ・テーマとしては、『東日本大震災・福島原発事故 忘れない!』
第一部は“鎮魂 現在 未来”と題し、曹洞宗森巌寺梅花講のみなさんによる、御詠歌で幕を開けました。
続いて、以前のチャリティ・コンサートにも出て頂いた、TOMOK…
昨年8月に行なった「繋る絆」以来の、東北関東大震災復興支援チャリティコンサートを行う。
あの大震災から1年が過ぎた。
その間何が変わったのか。
それは、みんなが「自分にに何かできることはないか。」と、考え始めたことだろう。
阪神大震災の時の芽生えたこの思いは、昨年の大地震で、確実に育っていたことを実感させられた。…
早いもので、2012年も1ヶ月過ぎました。
昨年は日本中が大変な年であった。
だからこそ今年は、新たなスタートを切る年となって欲しいと願っている。
後から振り返ってみたとき、いい意味で「2012年から変わったよね」と、言われる年になって欲しい。
“制作舎 翔”の今年の公演予定は、
武田泰淳作…
様々なアクシデントに見舞われながらも、「思い出を売る男」の幕は下りました。
いつも舞台は、出演者・スタッフの総力戦なのですが、今回は特に全員が力いっぱい戦ってくれました。
前田先生は、メインキャストの一人でありながら、素晴らしい舞台美術を作ってくれた。文字通り、自ら材料を買いにいき、コンパネに絵の具を塗り、出演者と一緒に…
多少のトラブルはありましたが、初日の幕が開きました。
最後の登場人物紹介、まずは広告屋
彼は現在が一番大事な男。過去も未来も関係ありません。今がよければすべてOK。よくいえば目の前の事に全力投球。でも
こんな人いますよね。
性格は単純でも、役者泣かせの役でもあります。とにかくセリフが長い。台本1ページはありそうな…
思い出を売る男の初めての客になるのが、街の女。劇中でははっきりと言及してはいないが、たぶん娼婦であろう。戦後の混乱期、女性1人で生きていくにはきれいごとだけではどうにもならない事もある。
すっかりヤサグレていた女に、ひと時の思い出をよみがえらせる。
それはまだ若く幸福だった時代、恋人と将来を誓い合い、明るい未来しか見れな…
さて、音楽劇といえるほど、劇中に音楽の入るこの芝居だが、もう1人生歌を披露するのが、G.I役とその恋人"金髪の"ジェニー。
恋人同士ということでデュエットです。しかもG.Iだから台詞も全て英語で、当然歌も、全部英語。
他の登場人物と違い、長台詞は無いが、英語の台詞と歌に感情をこめる事に大分苦心している。
しかもジェニー…
登場事物紹介、第2回目は「花売り娘」。
戦災孤児で、最初に思い出を買おうとするが、幼くまだ思い出が無いからと断られてします。
しかし、幼いながらも立派な商売人で、酔っ払い相手に鮮やかに花を売りつけ、ちゃっかりおつりもチップとしてもらう逞しさも持っている。
演じるのは、本格的な舞台経験は2回目のTOMOKOさん。普段…
稽古も佳境になってきた、〈制作舎 翔〉第21回公演『思い出を売る男』ですが、何回かに分けて役者陣に役柄について語ってもらうことにしよう。
先ずはタイトルロールの思い出を売る男を演じる、市川真也さんから。
― この役についてどう演じてますか。
この男は、最初の印象としては、ぼんやりとしたやつなんですよ。他の登場…
この『思い出を売る男』は、「劇団四季」創設に多大なる影響を及ぼした、フランス文学での日本の第一人者である加藤道夫さんの作品で、劇団四季も過去から幾度となく上演している。
一昨年と今年も上演をしており、主宰の浅利慶太氏の原点でもあるような作品といえます。
そして今年、震災以降日本は様々な悲しみも苦しみも強いられ、こ…